早めの治療が重要な心の病

メンタル気質

どこで治療を受けるべきか

病気の治療方法

気をつけておきたいことと選び方
うつ病の中でも、気分が落ち込んでいる時と気分が高揚している時を繰り返している種類のものがあります。これを循環気質と呼んだりします。循環気質の場合には、一見うつ病とわかりにくいですが、気分の上がり下がりが非常に激しいため、本人もかなり苦労をしながら生活をすることになるでしょう。もし、循環気質を治療したければ専門家にお願いをするしかありません。自分自身で治そうとしても、そもそも考え方自体が変わらない限り治る事はありません。考え方を変えるためには、第三者の力、しかもプロの力を借りることが大事です。この場合、病院に通いながら自分自身も治す努力をしなければいけません。循環気質を治すのは考え方を変えることが必要ですが、まず日常生活の中で考えすぎない事が重要になります。不安を多く抱えすぎるとなかなか精神的に安定することはありません。そこで、不安の本質をよく理解しておくことが大事になります。不安の多くは、将来に対するものになりますが、大抵の不安は的中しません。しかも、不安は将来に対する未来予知になりますので、自分には未来予知をする力があると考えておけばよいでしょう。そして重要なのは、悪い未来を考えるのではなく良い未来を考えることも大事なことです。これらの考え方は病院のカウンセリングでも行うことがあるかもしれません。いずれにしても、可能な限り毎週病院に通うようにしましょう。普通に生活をして医師に頼り切ってしまうとなかなか完治するのが遅くなってしまいますが、自分で完治させようとする気持ちがあれば、比較的早い段階で治っていくでしょう。
もし自分が循環気質になりクリニックを選ぶ場合には、その選び方を理解しておく必要があります。最新のクリニックの場合には、循環気質かどうかを判断するために血液検査やCTなどを使って現在の状況を把握していきます。この段階で、異常が認められた場合には循環気質と判断されることも少なくありません。もちろん、問診も重要になります。現在どのような状況なのかを正確に先生に話すことが大事です。場合によっては、障害年金などをもらうことができるかもしれません。その後、クリニックに通うとしても、どのような治療していくかが重要になります。よく、うつ病関係の病気の場合には薬が処方されることが少なくありません。ただ、薬を処方することにより完全に治るわけではないことを頭に入れておきましょう。薬の便利なところは、薬を飲むことにより治ったような気分になることです。ですが、仮に気分のアップダウンが少なくなったとしてもそれは薬の力で一時的に精神面を安定させているだけです。薬の効果が切れれば、再び循環気質の症状が現れるでしょう。薬を使うことが悪いことではありませんが、薬を使うならばカウンセリングなどを併用して行うところが良いでしょう。あるいは、精神科の中にもカウンセリングしか行わず薬を一切処方しないようなところがあります。そのようなところを選べば、時間はかかるかもしれませんが薬を一切使わずに治すことも可能になるでしょう。このように、それぞれ治療の仕方がクリニックによって異なるためクリニックの特徴をよく調べておくことが大事です。